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KTX事故、今年だけで38件…専門家・市民が緊急提言(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

KTX。

KORAIL(韓国鉄道公社、社長・許准栄)が運営する高速鉄道KTXが開通7年目を迎え‘事故鉄’になっている。今年だけで光明(クァンミョン)駅脱線事故をはじめ、38件の大小の事故が起きた。特に今月は乗客が避難しにくいトンネルや橋の上でも事故が発生し、大型事故への懸念が強まっている。

これに対し監査院はKORAILに対する特別監査を準備中で、鉄道専門家は減速運行など格別の対策を要求している。KTXは開通元年の04年、最も多い81件の事故が発生したが、その後は毎年減少し、20余件にまで減った。

しかし昨年は国産技術で開発したKTX-山川が投入(3月)され、53件も発生した。53件のうち28件が山川の車両で事故が発生した。今年は18日現在38件で、7年間の同期比(毎年1-7月)で最多だ。今年2月の光明駅脱線事故をはじめ、車両の機関(モーターブロック)、ブレーキ、線路転換器の故障まで原因もさまざまだ。


上半期の事故の大部分は山川で発生したが、今月に入って発生した5件のうち4件はフランス製の車両という点は注目される。KORAILは現在、フランスから導入した車両(KTX-Ⅰ)46編成(1編成当たり客車20両)と現代(ヒョンデ)ロテムが製作したKTX-山川19編成(1編成当たり客車10両)など計65編成を運営中だ。

韓国鉄道技術研究院のキム・ギファン高速鉄道車両本部長は「フランス製の車両は試験運行期間などを含めれば出庫から10年ほど経った半面、山川車両はまだ1年ほどしか経っておらず、まだ十分に安定化されていない」と話した。フランス製の車両は主要部品の交換周期が到来し、山川は車両の安全はもちろん、線路や信号システムなどとの相性を合わせる安定化期間がさらに必要ということだ。



KTX事故、今年だけで38件…専門家・市民が緊急提言(2)

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