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韓流スターの服に関心を向けるベトナムの女性たち(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今月8日、ベトナム・ホーチミン北部グチ地域の中学校を訪れたハンセ実業大学生ボランティア団が現地の生徒に韓国語を教えている。 現地企業活動とともに社会貢献活動で韓国のイメージも高め、韓流ブームを支援するためだ。 大学生ボランティア団の派遣は昨年から始まり、今年が2回目となる。

実はベトナムはインターネットショッピングの概念さえ定着していないところだ。 何よりもクレジットカード使用者がほとんどいない。 ショッピングモールは注文を受け、商品を届けた後に代金を受け取る。 宅配担当者がショッピングモールに代金を届けて取引が終わる。 こうした不便を甘受するのは急成長する潜在力が十分にあるという判断のためだ。 イエス24ベトナムの持ち株会社であるハンセイエス24ホールディングス側はインドネシアを次の目標としている。 ベトナムをはじめ、東南アジアのオンラインショッピングモール市場を先占するという狙いだ。

東南アジア国家のうちベトナムにまずショッピングモールを出した理由は「成功の経験」だ。 系列会社のハンセ実業はベトナムで10年以上前から工場を運営し、ノウハウと自信を築いている。 これを基盤に初めて100%外国投資ショッピングモールの許可を受けた。

ハンセ実業は1982年の設立後、OEM(相手先ブランドによる生産)とODM(相手先ブランドによる設計・製造)を通して海外法人に衣類を生産・輸出してきた。 昨年輸出した衣類2億300万枚のうち99%は米国向けだ。 ベトナム工場は全体売上高の半分を生産する海外生産基地となっている。 ここでは世界的ブランドのGAP・ナイキ・アメリカンイーグル・ポロの値札まで付けて出庫する。 キム・ドンチョル工場長(49)は「ナイキから毎年、米大学バスケットボール(NCAA)チームのユニホームの注文が入る。 検証された実力を備えてこそ可能」と述べた。


徹底した現地化と地域社会貢献で韓国のイメージを高め、韓流ブームを間接支援することも、ハンセベトナムの主要活動の一つだ。 ハンセベトナムは現地人1万4500人を雇用している。 キム・チョルホ第1法人長(48)は「現地人とは家族のように接している。毎年開催する家族招待体育大会はテレビに紹介されるほど」と話した。 また毎年、7つの高校の210人に奨学金を与え、企業利益の社会還元も実施している。

昨年からはベトナムに社会貢献もし、国内青年リーダーを育成するという意味で、韓国大学生のボランティア団をベトナムに派遣している。 今年は60倍の競争率で選ばれた22人が障害者学校と中学校でベトナムの生徒を教えた。 キム・ギョンミンさん(25、崇実大4年)は「助けるという思いで来たが、一緒に交流しながらより多くのことを学んだ」と話した。



韓流スターの服に関心を向けるベトナムの女性たち(1)

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