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社会主義・中国が資本主義・韓国に尋ねた「なぜ営利病院はないのか」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

北京大学医学部を卒業した北京愛爾英智眼科病院の院長が患者を診察している。(写真提供:北京愛爾英智眼科病院)

「なぜ資本主義の韓国に営利病院(韓国の投資開放型病院)がないのか。 社会主義国の中国でも17年前に導入したのに…」。

中国北京市内で骨董品通りで有名な潘家園にある北京愛爾英智眼科病院の李俊経営担当幹部は記者にこう質問した。 カナダから来た医師ピーター・シェ氏(29、台湾出身)も「台湾にも営利病院が認められているのに韓国にはなぜないのか。 本当にないのか」と繰り返し尋ねた。 この病院は中国の代表的な営利病院で、 親企業は愛爾眼科病院グループ。 中国にはこうした営利病院が約7000カ所(病床40万個)もある。 09年10月に中国版ナスダックの「創業板」に上場した。 上場病院1号だ。 全国に35カ所の病院を持つ。

この病院は40余人の医師が一日に約300人を診療する。 100人ほどは外国人を含むVIP患者で、北京にある40カ国余りの大使館の指定病院になっている。


35カ所の病院のうち北京病院の昨年の売上高は約6000万元(約7億5000万円)で、 毎年30%ほど成長している。利益は売上高の約20%(約120万元)で、利益の約25%を所得税として納付している。

中国の病院全体の64%は非営利公立で、残りは営利病院。 1994年に国務院(中央政府)の「医療機構管理条例」に基づき民間営利病院が導入された。 匿名を求めた医療専門家(衛生部幹部出身)は「06年以降、党と政府が社会資本の医療分野投資を奨励する政策をよりいっそう積極的に推進している」とし「非営利公立病院を主体とするものの、民間営利病院を同時に発展させ、多元化した医療サービス体制を目指している」と説明した。



社会主義・中国が資本主義・韓国に尋ねた 「なぜ営利病院はないのか」(2)

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