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韓国の上半期の自動車輸出、過去最大の191億ドル

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
上半期の自動車輸出が191億ドルで過去最大を記録した。特に付加価値が高い中大型車の輸出が急増し、1台当たりの平均輸出価格は1万3000ドル台に高まった。「韓国車は安い車」という認識が変わっていることを示すものだ。

関税庁が11日に明らかにした上半期の自動車輸出額は191億ドルで、前年同期より30%増えた。輸出台数では16%増の150万台に達した。

輸出価格は1台当たり1万3000ドルで前年同期の1万2000ドルより1000ドル上昇した。これは軽自動車の輸出が減ったのに対し排気量1500cc以上の中大型車の輸出が167億ドルと前年同期比33%増えたため。小型車の輸出台数は10%程度増えたが輸出金額は25%増えた。自動車輸出単価は4000ドルにすぎなかった2008年と比較すると3倍以上に高まった。


国別では対ロシア輸出が最も大きく伸び、前年同期より71.4%増の12億4900万ドルに達した。欧州連合(EU)には53.5%増えた27億4800万ドルを輸出した。自動車最大市場の米国も消費心理が改善され中大型車の需要が増加したことを受け前年同期比40.8%増の42億1500万ドルを輸出した。中国の場合、現代(ヒョンデ)自動車が現地組み立て生産をしており輸出量は多くない。

自動車輸入も上半期は17億ドル、5万5000台となり、昨年よりそれぞれ38%と21%増加した。金融危機で2009年に2万9000ドルまで落ちた1台当たり輸入価格は3万1000ドルで2008年の3万3000ドル水準に迫った。特に小型車の輸入額は220%増えて中大型の37%、軽自動車の85%を上回った。高価格モデル中心のEU車の輸入は53%増えたが、小型・準中型車中心の日本車は大地震後の部品供給への影響や新車不在などで24%減少した。



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