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三和高速がストライキへ…5万人の足に影響

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
8日、仁川(インチョン)からソウルに向かう5万の市民が足止めを食らった。ソウルと仁川を行き来する広域バス業者の三和(サムファ)高速の労働組合(以下、労組)が、この日午前5時から無期限のストライキに入ったためだ。

民主労総の傘下にある仁川地域バス会社5社の労組で構成された仁川地域バス闘争本部は「三和高速会社側が交渉に姿を見せないなど、誠意のない態度で賃金や団体交渉に出て、ストライキに入った」と明らかにした。民主労総関係者は「仁川地域のバス事業所の労動者のうち、20%にのぼる非正規労動者を正規職に切り替え、2年連続凍結されている賃金を引き上げろ」と主張した。今回のストライキには、当初、仁川市内バス業社4社の労組も参加することにしていたが、7日、賃金と団体協約に暫定合意してストライキを留保した。

三和高速関係者は「空港鉄道が生じて広域バス乗客が30%も減った。しかし労組が賃上げのうえに団体協約の改定も要求して拒否した」と明らかにした。


ストライキが始まり、この日から仁川とソウルを行き来する全広域バス26路線325台のうち21路線239台が運行を中断した。一日平均の利用客数だけでも約5万人に達する。仁川市は出勤時間の午前6時~8時30分まで、予備のバス10台を投入して都心と各地下鉄の駅を結ぶ区間を無料運行したが力不足だった。ソウル汝矣島(ヨイド)に出勤するというイ・ヒジェさん(30、仁川市)は、「ストライキをしていることを知らず、いつもの時間に合わせて家を出たが遅刻した」とし「労使問題で市民に迷惑をかける必要があるのか」と話した。

仁川市バス政策課関係者は「三和高速労使の対話を仲栽してストライキを早期に解決したい」と説明した。





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