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「私の体は美しい」乳がん女性患者たち、ヌード画で“反乱”(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

乳がん患者の切除された胸郭を展示会として企画したイ・ヘンスンさん(右)が画家のイ・ソヨンさんと絵の話をしている。イさんはヌードのモデルも務めている。

「これが私?誰だか分からなかったわ」「胸を見て。まさに私の胸だわ」

先月20日、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の盆唐(ブンダン)ソウル大病院の1階ロビー。中年女性たちがロビーに展示された絵を見て歓呼の声を上げた。彼女たちが感嘆した作品は自らモデルになったヌード画だ。彼女たちは切除手術を受けた乳がん患者だ。14人の患者の上半身をあらわにした水墨画18点が展示されている。がんの塊を取り出したために、大きさがちぐはぐになってしまった胸部を堂々と見せた。まるで弓を上手に引くために、胸部を露にしたアマゾンの女戦士を思わせるような威風堂々とした姿だ。部分的に切除した人もいれば、片方を完全に切除した人もいる。彼女たちは盆唐ソウル大病院外科のキム・ソンウォン教授から手術を受けた患者で、“盆唐ビーナス”というグループに所属している。

展示会を企画したのはイ・ヘンスンさん(48、慶煕サイバー大農水産経営学科兼任教授)。彼女も2年前、乳がん2期と診断されて片方を部分切除し、今回モデルとしても活動した。イさんが他のメンバーに絵のモデルにならないかと誘ったところ、初めは「信じられない。どうしたら私たちがモデルになれるの?」と拒否する声もあったが、すぐに7~8人が賛同した。


片方を完全切除したモデルのリュ・へギョンさん(48)は、現在はがん細胞がもう片方の胸郭に転移している。リュさんは「まだきれいなうちに私の美しい姿をキャンバスに描いてもらえてよかった」とし「自分の体の一部が無くなっても萎縮しないで堂々としているところを見せたかった」と語った。



「私の体は美しい」乳がん女性患者たち、ヌード画で“反乱”(2)

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