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「韓国が人生を変えてくれた」100キロの減量に成功したNZ女性(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

手術前(左)と手術後のジャスミン・シャシャさん(26)。

「ジーンズをはいて自動車のシートベルトも締められるようになりました。韓国にとても感謝しています」

ニュージーランドの2人女性は、「韓国が新しい人生を抱かせてくれた」とこのように語った。肥満によって生命の危険にさらされていた2人は、はるばる異国の地・韓国で治療を受けて、再び起き上がった。ニュージーランド・ワンガヌイに住むジャスミン・シャシャさん(26)とウェリントンに住むリンダ・シムさん(44)の物語だ。シャシャさんとシムさんは今年の2月、ソウル順天郷(スンチョンヒャン)大病院で胃切除手術を受けた。当時シャシャさんの体重は220キログラム、シムさんは165キログラムで、手足を動かすのも一苦労という状態だった。手術後4カ月でシャシャさんは65キログラム、シムさんは40キログラムの減量に成功した。身軽になるや自信もつき、100キログラムまで体重を落とそうとさらなる減量に挑戦している。

29日、2人の「体重減量史」が現地ニュージーランドのマスコミによって報道された。「2人合わせて100キログラム、ハリウッドスターのパリス・ヒルトン2人分の体重を減らした。韓国で人生が一転する手術を受けた」とメディアは紹介した。


シャシャさんは肥満によって糖尿病や高血圧、高脂血症を患っていた。睡眠時には人口呼吸器をつけていた。お年寄りや子どもを世話する仕事に就いていたが、体が重くて辞めたという。ニュージーランドの医療陣は「失明と肢体まひの可能性があり、5年以上生きるのは難しい」と診断していた。

シムさんの健康も深刻だった。糖尿病、高血圧、甲状腺機能低下症などで一度に20種類の薬を飲んでいた。庭に出ることはぜい沢なことだった。1日のほとんどを車いすの上で過ごし、うつ病にも苦しんでいた。シムさんは「息子の結婚式に参加する」というつつましやかな夢をかなえるために手術を決心した。しかし手術費が4万ニュージーランドドル(約266万円)にもなり経済的に厳しかった。その時、韓国が救世主として現われた。韓国観光公社が「メディカルコリア」の優秀性を伝え、世界的に急増する肥満疾患者を誘致するために昨年末から無料で行っているプロジェクト「Weght Care Korea」の恩恵を受けた初めての事例となったのだ。このプロジェクトはニュージーランドで爆発的な関心を集めた。中央日報記者と電話インタビューで、2人は「医療水準に対する信頼が決定的で韓国行きを決心した」と語った。



「韓国が人生を変えてくれた」100キロの減量に成功したNZ女性(2)

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