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「韓国、物価水準が低いが、上昇率はOECD上位圏」

ⓒ 中央日報日本語版
過去10年間の韓国の物価上昇率が、経済協力開発機構(OECD)34加盟国のうち8番目に高いことが分かった。

LG経済研究院のシン・ミンヨン首席研究委員、ユン・サンハ責任研究員は28日、報告書「長期的な物価圧力 経済構造の変化を要求する」でこのように明らかにし、「特に最近になって供給衝撃などで上昇率がさらに高まった」と指摘した。

報告書によると、OECD平均を100とした場合、韓国の客観的物価水準は67で、他の加盟国に比べて低い。全体34加盟国のうち韓国より物価水準が低い国はメキシコ、トルコ程度だ。


一方、物価上昇率はかなり高い。2000年代の韓国の物価上昇率は平均3.2%で、アイスランド、ハンガリー、メキシコ、スロバキア、エストニア、スロベニア、ギリシャに続いて8番目に高かった。

報告書は「対外的には豊かなグローバル流動性と中国のインフレ輸出、対内的にはサービス業部門の低い生産性、不完全競争市場構造および非効率などが不安要因として作用する」と説明した。



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