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6兆ウォン台市場 「韓国の屋台料理」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

屋台料理のメニューの多様化が進んでいる。28日、フランチャイズ業者のオリーブトッポキ彌阿(ミア)十字路店で販売中のメニュー。写真左から時計まわりにタッコチ(焼き鳥)、米トッポキ、コルトック(カップの上部にトッポッキ、下部にコーラを配置したもの)、ポップコーン、タッカンジョン(フライドチキンに甘辛いソースを絡めたもの)、カップチキン。

26日、京畿道城南市盆唐区(キョンギド・ソンナムシ・ブンダング)ソヒョン洞の繁華街周辺の裏路地。時おり雨がぱらつくものの、道路にはおよそ10軒の屋台が営業中だった。最近人気を集めているタロット占いのほか、ストッキングやペットの服、アクセサリーなどを売る店もあるが、食べ物を売る店がこれをはるかに上回る。

ここで「大邱(テグ)名物」を呼び物にしたナプチャクマンドゥ(薄い餃子)を食べていた大学生のパク・ハヨンさん(20)は、「専門店の餃子より私の口によく合うので、わざわざここまで足を運んでいる」と話す。この路地では、プルグンオデン(赤いおでん)、フェオリカムジャ(ポットチップスの一種)、ワッフル、たこ焼き、オダリ焼き(ゲソの天ぷら)、手作りたれのソーセージなど、多彩なメニューが歩行者の足を止めている。レギュラーコーヒーや生しぼりジュースというメニューも目を引く。屋台の軒先に「一緒に働いてくれる人を探しています」という広告を張り出している屋台商もいた。

メニューが多様化し、フランチャイズ化も進むなど、屋台料理(ロードフード)が進化している。1970年代はうどん、80年代はホットク、90年代はスンデに代表される屋台料理に世代交代の波が押し寄せているのだ。


ハンナラ党の鄭海杰(チョン・ヘゴル)議員の呼びかけで28日、国会で行われた「ロードフード産業支援のためのシンポジウム」で、ソク・テムン博士(大邱慶北研究員生命産業研究室長)は「トッポキ、おでん、天ぷら、たい焼きは変わらない人気を誇っているが、新しい味や材料、フュージョン化を前面に押し出した刺激的で西洋化されたメニューが続々と出てきている」と説明した。ソク博士は「市場規模6兆ウォンと推定される屋台商の相当数が飲食業」と話した。

シンポジウムを主催した鄭議員は「屋台料理は安くて近づきやすく、簡便さを追求する最近の若者世代の消費形態とよくマッチしている」とし「韓国料理の世界化にも寄与している」と述べた。



6兆ウォン台市場 「韓国の屋台料理」(2)

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