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韓国でレアアース鉱脈発見…中国の影響力が弱まる

ⓒ 中央日報日本語版
忠清北道忠州(チュンチョンプクド・チュンジュ)と江原道洪川(カンウォンド・ホンチョン)で最大50年間、韓国内でまかなうことのできるレアアース(希土類)鉱脈が発見された。

29日、日刊紙である東亜日報は韓国地質資源研究院長の言葉を引用して「昨年12月から今月初めにかけて、忠州と洪川でサンプルを採取して分析した結果、レアアースが0.6~0.65%混入した2360万トン規模の鉱脈を見つけた」と明らかにした。鉱脈として使用可能なレアアースは14万7500トン程度だ。地質資源研究院長は「国内では年間3000トン規模のレアアースを輸入している」とし「需要増加をかんがみると、少なくとも30年以上使用可能な量が埋蔵されていると思われる」と話した。

レアアースは半導体や2次電池など電子製品の必須材料で、現在、レアアース生産は中国が年間12万トンで、世界の生産量の97%を独占している。このため、2010年、中国と日本の間で尖角列島をめぐる外交紛争が起きた当時、レアアースの日本輸出を全面的に禁じて圧迫したこともあるほど貴重な鉱物だ。


また中国の独占生産の結果、最近はレアアース価格が元素別に3~10倍と急激に上昇しているだけに、今回の鉱脈の発見が今後の韓国のレアアース需給および電子産業の発展に大きな影響を及ぼすものと予想されている。





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