東レ本社の日覚昭広社長は28日、亀尾炭素繊維第1工場起工式が終わった後の記者懇談会でこのように明らかにした。工場だけ作るのではなく炭素繊維を原料にした自動車・造船部品開発も韓国でするということだ。日覚社長は、「部品を購入する韓国の巨大企業にオーダーメード型サービスをするためのもの」と説明した。韓国の自動車・造船産業の競争力が炭素繊維工場だけでなく研究開発(R&D)センターまで韓国に呼び込むことになったわけだ。開発センターは炭素繊維第1工場が稼動を始める2013年から建設する予定という。
――韓国投資を決めることなった要因は。
韓国に来る“巨人”…東レ、韓国の競争力を評価(2)