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【コラム】韓流アイドルに他国の食文化を教えよう(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最近、K-POPのフランス公演が話題だ。世界各国の若者が韓国のアイドルの歌を覚えようと韓国語を勉強する姿を見ると、中年世代は好きなポップソングを歌うために辞書で英単語を調べた当時のことを思い出す。しかし現地では「韓国のアイドルは未成年時代から集団教育で、ひたすらその分野だけを集中教育して作り出した単純演芸技術者にすぎない」という批評があるのも事実だ。

7-8年前に韓流という言葉が出始めた頃、韓国のある有名芸能人は台湾の行事場所でファンが出したシャンパンとワインを開けることができず、あきらめる場面があった。ワイン文化が普及していなかった当時、こういうことは茶飯事だった。もっとも1人当たりの国民所得が2万ドルを超える最近も、ホテルのディナーで自分のパンと水がテーブルのどちら側にあるのか知らない人が相変わらず多い。まだ「左パン右水」(自分の左側に置かれたパンと右側に置かれた水が自分のものという意味)という言葉が存在するほどだ。

私たちが中国・日本・米国などの外国に行くためには、該当国の言葉を覚えようと努力する。しかし文化を学ぶことはないがしろにする。実際、言葉を習うためには、その国の文化を理解して経験することが重要だ。真の疎通はその人たちの文化を理解することが基盤になる。芸能人だけに限られた話ではない。国内でそれなりに成功した企業家と一緒に海外のワイナリーを訪れると、基本的なマナーが分からず委縮する姿をよく目にする。

【コラム】韓流アイドルに他国の食文化を教えよう(2)

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