デュポンは２８日にオープンした盆唐イノベーションセンターを通じ、韓国を自動車部品と電子・半導体素材分野の新技術開発議論の中心とする計画だ。デュポンのトーマス・コネリー副会長は、「韓国には世界的に優秀な電子・自動車メーカーがあり、イノベーションセンター第１号を韓国に置くことになった。韓国企業が誰よりも早く技術革新を通じ変化していくという点も第１号センターができた要因」と話した。

盆唐イノベーションセンターは、デュポンと取り引きする企業がデュポンの世界７５カ所の研究開発（Ｒ＆Ｄ）センターとテレビ会議システムを通じて新技術開発議論をするとこりだ。デュポンは韓国に続き台湾・タイ・インドと中南米・欧州地域にもイノベーションセンターを設置する計画だ。

◆炭素繊維＝鋼鉄に比べ重さは４分の１と軽く、強度は１０倍強い。従来はテニスラケット、ゴルフクラブなどに使われたが、軽量化と強度の向上で航空機や自動車などに用途が拡大した。衛星ロケットの羅老号の本体にも使われた。






韓国の電子・自動車競争力…東レ・デュポンを呼び込んだ（１）