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北朝鮮、9年連続で人身売買最悪国に

ⓒ 中央日報日本語版
米国務省は27日、北朝鮮を人身売買防止のための最小限の基準を満たせない「3等級」に指定した。 韓国は今回も米国・英国などと同じ「1等級」に指定されたが、依然として売春と強制労役が一部で盛んに行われていると報告された。

米国務省はこの日発表した年次人身売買実態(TIP)報告書で、北朝鮮をはじめ、ミャンマー、イラン、キューバなど23カ国を人身売買を防止するための国の関心と管理が最悪である「3等級」に分類した。

「3等級」にはリビア、ジンバブエ、ベネズエラ、サウジアラビア、レバノン、イエメンなどが含まれ、昨年の13カ国に比べて大きく増えた。 北朝鮮は03年以降、最悪等級から抜け出せずにいる。


報告書は「北朝鮮は強制労働と強制結婚、性売買をさせられる男性・女性・児童の供給国」とし「北朝鮮の女性と少女は食糧などを求めて中国に渡っていくが、そこで強制結婚や売春、労働などを強要される場合もある」と伝えた。

報告書は「中国に人身売買された多くの北朝鮮女性がさまざまなブローカーを経て私娼窟やインターネットセックス産業で売春を強要されたりもする」とし「中国語が分からない多くの被害者は監獄のような生活をしている」と指摘した。

報告書は北朝鮮に対し、人身売買を問題点と認め、劣悪な経済、社会、政治、人権状況を改善する一方、収容所での強制労働慣行を中止するよう勧告した。



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