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東日本大地震後に変化した日本社会…まるで敗戦直後のよう(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「地震で真っ先に電話をくれた彼氏に数日前プロポーズをした。 必要な時にそばにいてくれることを改めて感じた」(24際の女性)、「平凡な人でも早く再婚したい。 私と私の娘さえ守ってくれるなら…」(静岡県、38歳の女性)。日本の結婚相談サイトに書き込まれたコメントだ。 大地震をきっかけに結婚を希望する女性が大きく増えた。 結婚相談所「ノッツェ」に登録した会員は30%増え、「オーネット」では3-4月に結婚した会員が前年同期比で40%増えた。 消費不振の中、東京の高島屋では指輪の売上高が40%も増えた。 中央大学の山内昌博教授(家族社会学)は「経済的能力、学歴ではなく、必要な時にそばにいて頼れる配偶者を探す傾向が強まっている」と説明した。 インターネットコミュニティーサイト「デジタルブティック」によると、夫婦喧嘩が減り、話したこともなかった近所の住民とあいさつや言葉を交わすことが多くなったという。

たんすに現金を隠して財布を開かなかった日本人の金銭感覚も変わっている。 広告代行会社の電通が21日、全国1200人の会社員に「夏のボーナスをどこに使うか」と尋ねたところ、1位は「旅行」、3位は「豪華な外食」を選んだ。 「貯蓄」「デジタルテレビ」が多かった例年とは違った。 使うときは使い、必要ならお金を惜しまないという意識の変化だ。 日本外食産業協会によると、大地震後、家族単位の外食の回数と単価がともに30%増えた。

意識も前向きに変わっている。 ソニーのある幹部は「普段マンネリズムに陥っていた部下の職員が‘こういう時こそ自分が何かをしなければいけない’という気持ちを表すケースが増えた」と話した。 立教大学の教授で精神科医師の香山リカ氏はこれを「自己責任の再認識」と見ている。 信じていた政府が責任ある行動を取れないのを見た一般国民が「信じるのは自分」と自覚し、これが受動的・否定的な姿勢から前向き・肯定的な姿勢に変えたということだ。

東日本大地震後に変化した日本社会・・・まるで敗戦直後のよう(1)

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