21日に古里(コリ)原子力発電所2号機(設備容量65万Kw級、加圧軽水炉型)の稼働が中断したのは、原発を保護する継電器(電気スイッチ)の設計ミスのためであることが分かった。韓国水力原子力の古里原子力本部が内部で事故原因調査を行った結果、こうした結論を出したと23日、明らかにした。
古里原発から新蔚山(ウルサン)変電所をつなぐ345kV送電線路3列のうち1列で0.05秒ほど電気供給が中断したため、2号機の保護継電器が作動し、2号機原子炉の稼働が中断した、と把握された。
原子炉内部の電力系統を保護する継電器は5-10秒程度の電気供給中断や20%以上の過負荷がかかれば作動するよう設計されているが、今回の場合、許容範囲内であるにもかかわらず作動したのが問題だ。
古里原発の関係者は「2号機の保護継電器の設定値が非常に敏感に調整されたのが問題だった」とし「第1発電所(1・2号機)内の保護継電器に対する動作試験をすべて完了し、問題がないということを確認した」と述べた。
古里原発は事故原因調査を完了した後、総合報告書を教育科学技術部に提出した。韓国原子力安全技術院(KINS)も事故原因調査報告書を作成中という。
古里原発から新蔚山(ウルサン)変電所をつなぐ345kV送電線路3列のうち1列で0.05秒ほど電気供給が中断したため、2号機の保護継電器が作動し、2号機原子炉の稼働が中断した、と把握された。
原子炉内部の電力系統を保護する継電器は5-10秒程度の電気供給中断や20%以上の過負荷がかかれば作動するよう設計されているが、今回の場合、許容範囲内であるにもかかわらず作動したのが問題だ。
古里原発の関係者は「2号機の保護継電器の設定値が非常に敏感に調整されたのが問題だった」とし「第1発電所(1・2号機)内の保護継電器に対する動作試験をすべて完了し、問題がないということを確認した」と述べた。
古里原発は事故原因調査を完了した後、総合報告書を教育科学技術部に提出した。韓国原子力安全技術院(KINS)も事故原因調査報告書を作成中という。
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