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元三星電子職員に「白血病労災」認める

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
三星(サムスン)電子半導体事業部(三星半導体)で勤務している間に白血病で死亡した職員2人が裁判所で労働災害と認められた。

ソウル行政裁は23日、三星半導体の職員と遺族ら5人が勤労福祉公団を相手取って起こした遺族給与および葬儀費不支給処分取り消し請求訴訟で、死亡した職員ファンさんとイさんの死因を労災と認め、遺族給与の支払いを命じる原告勝訴判決を出した。

裁判所は「2人が白血病にかかった原因は医学的に明らかにされなかったが、2人が京畿道(キョンギド)器興(キフン)事業場で勤める間に各種有害化学物質と微弱な電離放射線に持続的に露出し、白血病が発病したり発病が促進されたと推定できる」と明らかにした。続いて「白血病と業務の間に因果関係があるとみるのが妥当」と付け加えた。


しかし裁判所は、白血病で死亡した別の一人と闘病中の2人に対しては「ファン氏、イ氏と事業場が違い、事業場環境のために白血病がかかったとは考えにくい」とし、労災を認めなかった。

ファン氏の遺族ら5人は07年、勤労福祉公団に遺族給与などを申請したが、公団が「白血病の発病と三星半導体勤務の間に因果関係が認められない」として拒否したため、1月に訴訟を起こした。



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