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最近の韓国人夫はドラマ好きの“ワイフボーイ”(中)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
1)ベフ(ベストフレンド)夫婦

ソンさん(45、主婦)は、少し前から子どもが朝寝坊する休日に、夫と早朝映画鑑賞を試みている。夫が退職し、一緒に過ごす時間を急激に増やすと気まずくなってしまうのではという考えからだ。

人生100才時代を控え、伴侶と一緒に過ごす時間が多くなる老後に備え、幸せな時間を過ごせるよう前もって準備をする夫婦が増えている。大学の生涯教育院やデパートのカルチャーセンターでは、中年夫婦学校や夫婦キャンプ、夫婦対話法講義が急増している。アウトドア市場の爆発も彼ら夫婦のおかげだ。企業は役員夫婦を支援するプログラムを増やしている。広告業界も夫婦モデルが全盛時代を謳歌している。浄水器のCMには、ヒップホップデュオのジヌションのションと彼の妻のチョン・ヘヨンが、アイスクリームのCMにはチェ・スジョンとハ・ヒラ夫婦が、菓子のセウカンのCMにはイ・ジェリョンとユ・ホジョン夫婦が登場している。


2)ブティック田園生活

鄭溶鎭(チョン・ヨンジン)新世界副会長が新都市の西板橋(ソパンギョ)に邸宅を購入して話題になっている。HSアド戦略研究所は、田園生活ではあるものの、これまでの田園とは違うラグジュアリー・ライフスタイルを享受する流れを「ブティック田園生活」と表現した。特に海外旅行や留学を通じて、先進国の田園生活を経験した人々が切望している。このようなライフスタイルに合うバーベキューツールや庭園管理などの関連商品の売上も今後増加することが見込まれている。

3)ドラジョッシ

ドラマとアジョッシ(韓国語で「おじさん」を意味する)を合わせた造語だ。キム・ソンホさん(35、会社員)は、曜日別に必ず見ているテレビドラマがある。キムさんの妻が彼にこれまでのあらすじを聞くこともある。ツイッターにも「このごろ父親がドラマを見る楽しさにハマっている」「ボーイフレンドに電話をかけたところ、うわの空で返事をして変だと思ったらドラマを見ていた」などのエピソードがあふれている。

週休2日制で残業しないでまっすぐ帰宅し家で過ごす時間が増えたうえ、テレビ視聴には大金が必要ないので“ドラジョッシ”が増えたようだ。広告からもこのようなトレンドの一端を見ることができる。あるスマートテレビのCMでは、テレビを視聴する男チュ・サンウク(タレント)が登場する。テレビを見てごろごろしているだらしない夫をスマートに変身させたいなら、特定のスマートテレビに買い変えよという内容だ。





最近の韓国人夫はドラマ好きの“ワイフボーイ”(下)

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