‘チューチュートレイン’秋信守（チュ・シンス、２９、クリーブランド）の汽笛がプログレッシブフィールドに響いた。

秋信守は２０日（現地時間）、米オハイオ州クリーブランドのプログレッシブフィールドで行われたピッツバーグ戦で５打数３安打をマークした。今季初の猛打賞。秋信守は昨年９月２９日のデトロイト（４打数３安打）戦以来およそ９カ月ぶりに３安打を放った。

数字以上の意味がある試合だった。試合前、クリーブランドはジョン・ニューナリー打撃コーチを解任した。ＡＰ通信は「秋信守の長い不振が球団の打撃コーチ解任決定に大きな影響を及ぼした」と説明した。


２年連続で打率３割・２０盗塁・２０本塁打をマークした秋信守は、今シーズン打率が２割台半ば、本塁打も５本にとどまっている。

秋信守は「クリーブランドは今もアメリカンリーグ中部地区で１位。なぜ打撃コーチが解雇されるのか分からない。私だけでなく他の選手たちもニューナリー打撃コーチから多くの助けを受けた。とても残念な決定だ」と声を高めた。

秋信守が球団の決定に不満を表したのは異例だ。