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孫正義 「韓国企業と提携して‘オリエンタル特級プロジェクト’推進」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

李明博大統領が20日、「グローバルグリーン成長サミット2011」で孫正義会長と対話している。

孫正義ソフトバンク会長(54)が19歳の時に立てた人生計画がある。「20代に名前が知られ、30代に事業資金を用意し、40代に大勝負に出た後、50代に事業を完成させる」。

自分との約束どおり50代に成功を収めた孫孫正義氏が20日、ソウル獎忠洞(チャンチュンドン)の新羅ホテルに現れた。母国で行った11年ぶりの公式記者懇談会だ。

孫氏は「韓国企業と提携して‘オリエンタル特級プロジェクト’を行う」と明らかにした。韓国の主要情報技術(IT)企業と共同でアジア全域を狙った各種事業を繰り広げるという腹案だ。


懇談会の圧巻は「ソフトバンク30年ビジョン」をテーマにした1時間50分間のプレゼンテーション。孫氏は「30年のビジョンを立てるためにツイッターを始めた。フォロワーに悲しみまたは喜びの源泉が何かを尋ね、それを土台に答えを見つけた」と伝えた。「まとめてみると、人間の幸せの源泉は感動、苦痛の根本は孤独だった。情報革命を通して、国境・人種・言語はもちろん、時間と空間という制約から人間を解放させ、孤独ではなく幸せを感じさせるのが私たちのビジョン」と話した。

孫氏は現在、日本で最も多くのフォロワー(120万人)を持つツイッター使用者だ。孫氏は続いて「30年後を知ろうとすれば、300年後を見なければならない」と語った。特有の哲学的かつ妄想家的な気質を表したのだ。

孫氏が眺める300年後の世の中が興味深い。「ITが驚くほど発達し、人間とコンピューターの知能差が現在の人間とアメーバの差よりも大きく開くと予想される。地球上の生物種よりロボットの種類がもっと多くなり、自然災害・テロ・ウイルスのように人の力では解決できない問題を引き受けることになる。ロボットは人類の敵ではなくパートナーになるだろう」。

若者に助言したい言葉を尋ねると、孫氏は「志を持たなければならない。自分自身ではなく人の幸せのため志を持つ時、大きな成就がある」と答えた。孫氏は「19歳の時、事業哲学と50年の人生計画を立てた後、これに向かって進んできた」と強調した。

韓国政府と経済協力開発機構(OECD)が共同主催する「グローバル グリーン成長サミット2011」に出席するために訪韓した孫氏は、懇談会の前、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で李明博(イ・ミョンバク)大統領にも会った。孫氏は「韓国・日本・中国が力を合わせてモンゴルのゴビ砂漠の太陽熱を活用した大規模な再生エネルギープロジェクトを推進しよう」と李大統領に建議した。

金相浹(キム・サンヒョプ)青瓦台グリーン成長環境秘書官は「ヨーロッパと中東の電力需要の15%を砂漠の太陽エネルギーに変えるという‘デザテック(DESERTEC)’プロジェクトの韓日中バージョンの‘ゴビテック(Gobitech)’」と説明した。



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