東京電力はこの日未明、福島第1原発の高濃度汚染水浄化装置を本格稼働し、「大きなヤマ場を越えた」と宣言した。原子炉で漏れた汚染水の濃度を10万分の1に減らした後、これをまた原子炉の冷却水として再使用する方針だった。しかしこの装置は結局、稼働から5時間後の18日未明に停止した。問題の原因と再稼働の時期も不透明な状況だ。
「(稼働が始まれば)当初のロードマップが大きく前倒しされる」という東京電力の希望の言葉は、一日も経たないうちに落胆に変わった。1週間後に再稼働しなければ原発内の汚染水はあふれる公算が大きい。
「(稼働が始まれば)当初のロードマップが大きく前倒しされる」という東京電力の希望の言葉は、一日も経たないうちに落胆に変わった。1週間後に再稼働しなければ原発内の汚染水はあふれる公算が大きい。
この記事を読んで…