17日午前4時。乗客110人など計119人を乗せた中国成都発アシアナ航空旅客機(OZ324)に向けて、仁川市(インチョンシ)喬桐島(キョドンド)の海兵隊哨兵2人が2発の空砲弾とK-2小銃97発で警告射撃するという事件が発生した。有効射距離460メートルのK-2小銃で旅客機から7-8キロ離れた前方に向けた警告射撃だったため、被害はなかった。しかし軍が民航機を識別できず射撃をしたということで波紋を呼んだ。
警告射撃の発端は、喬桐島南側海兵隊の対空監視哨所で警戒中だった兵士2人の目に未確認飛行物体が見えたからだ。この飛行物体では赤い光が点滅し、「ウーン」とする音も聞こえた。哨兵のキム上等兵は1年前から警戒勤務をしてきたが、飛行機がこれほど接近したのは初めてだと判断したという。喬桐島(キョドンド)は西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)に隣接し、北朝鮮開豊(ケプン)から2.6キロ離れた超接境地域。2人の兵士は99発の警告射撃をした後、重大状況室に報告した。
海兵隊の関係者は「航空機は哨所から13キロ離れたところで5000フィート(1524メートル)以上の高度で飛行していた」とし「哨兵は航空機が航路範囲内の北側にくると、航路離脱飛行機と判断して対応したようだ」と話した。
状況は直ちに上級部隊で伝わった。飛行物体をレーダーで監視する空軍中央防空統制所(MCRC)は直ちに「異常なし」と通知したという。飛行体が北朝鮮機ではないということだ。軍は午前4時40分、アシアナ航空側に状況を説明し、機体に異常がないかどうか確認した。該当航空機は午前4時5分、仁川空港に着陸した。
軍は哨兵の対応が天安(チョンアン)艦・延坪島(ヨンピョンド)事件後、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官の「先に措置、後に報告」原則と海兵隊マニュアルに基づいて行われた、と説明した。しかし民航機の経路と近い喬桐島駐留海兵隊が民航機の運航情報なしに警戒するのは問題と指摘されている。海兵隊と空軍、国土海洋部傘下の仁川(インチョン)管制所の情報システムの共有も急がれるということだ。
海兵隊、民間航空機に向けて誤って警告射撃(2)
警告射撃の発端は、喬桐島南側海兵隊の対空監視哨所で警戒中だった兵士2人の目に未確認飛行物体が見えたからだ。この飛行物体では赤い光が点滅し、「ウーン」とする音も聞こえた。哨兵のキム上等兵は1年前から警戒勤務をしてきたが、飛行機がこれほど接近したのは初めてだと判断したという。喬桐島(キョドンド)は西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)に隣接し、北朝鮮開豊(ケプン)から2.6キロ離れた超接境地域。2人の兵士は99発の警告射撃をした後、重大状況室に報告した。
海兵隊の関係者は「航空機は哨所から13キロ離れたところで5000フィート(1524メートル)以上の高度で飛行していた」とし「哨兵は航空機が航路範囲内の北側にくると、航路離脱飛行機と判断して対応したようだ」と話した。
状況は直ちに上級部隊で伝わった。飛行物体をレーダーで監視する空軍中央防空統制所(MCRC)は直ちに「異常なし」と通知したという。飛行体が北朝鮮機ではないということだ。軍は午前4時40分、アシアナ航空側に状況を説明し、機体に異常がないかどうか確認した。該当航空機は午前4時5分、仁川空港に着陸した。
軍は哨兵の対応が天安(チョンアン)艦・延坪島(ヨンピョンド)事件後、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官の「先に措置、後に報告」原則と海兵隊マニュアルに基づいて行われた、と説明した。しかし民航機の経路と近い喬桐島駐留海兵隊が民航機の運航情報なしに警戒するのは問題と指摘されている。海兵隊と空軍、国土海洋部傘下の仁川(インチョン)管制所の情報システムの共有も急がれるということだ。
海兵隊、民間航空機に向けて誤って警告射撃(2)
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