建物と展示をひとつの作品として完結しようとしていた建築家の意図はゆがめられた。建築家は自分の子どものような記念館の品質管理を最初からできなかった。設計と管理を別々に行う制度のためだ。韓国の場合、100億ウォン以上の予算が投入される官給工事では建築家は管理に参加できない。設計図だけ完成すれば終わる技能工であるわけだ。空間デザイナー建築家は失踪した。建築先進国にはない制度だ。
さらにひどいこともある。設計者と相談せずに空間構成を変えることまで起きた。建築家が実現しようとしていた記念館と異なる結果が出てきた。例えば李舜臣記念館にはイ氏が構想した「乱中日記」の部屋がなかった。代わりに「先端」というラベルをつけた4D映像館が入った。
さらにひどいこともある。設計者と相談せずに空間構成を変えることまで起きた。建築家が実現しようとしていた記念館と異なる結果が出てきた。例えば李舜臣記念館にはイ氏が構想した「乱中日記」の部屋がなかった。代わりに「先端」というラベルをつけた4D映像館が入った。
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