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オダギリジョーがキム・ギドク監督の「豊山犬」にカメオ出演

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

映画「豊山犬」(チョン・ジェホン監督、写真=キム・ギドクフィルム提供)。

韓国のファンにもおなじみの日本の俳優オダギリジョーが、キム・ギドク監督が制作した映画「豊山犬」(チョン・ジェホン監督)に、北朝鮮軍としてカメオ出演し注目されている。13日にソウル市内で行われた「豊山犬」の試写会で、導入部にオダギリジョーが北朝鮮側休戦ラインの鉄条網で警戒勤務に立つ北朝鮮軍としてサプライズ登場した。北朝鮮軍の制服に鉄帽子を斜めにかぶり顔を識別しにくかったが、映画のエンディングには明確に「北朝鮮軍1=オダギリジョー」というクレジットで名前が刻まれていた。

映画制作会社によると、オダギリジョーは2008年「悲夢」でキム・ギドク監督に出会った縁でカメオ出演を自ら要望したという。演出したチョン・ジェホン監督とは「悲夢」のメーキングフィルムを撮り縁を結んだ。

ちょうどこの映画の撮影が行なわれた昨年秋から冬にかけ、オダギリジョーはカン・ジェギュ監督の「マイウェイ」を撮るため韓国に滞在していた。「豊山犬」の撮影の知らせを受け撮影現場を訪ねて約束を守った。


チョン・ジェホン監督は、「目立たないように静かに出演したいという意向により、名のない配役の北朝鮮軍1を任せた。たった数秒の出演のために何時間も運転して現場を訪ねてきた」と話した。

「豊山犬」はキム・ギドク監督が製作とシナリオを担当し、しかもキム監督が「悲夢」以来3年ぶりに国内に紹介する作品のため話題を集めている。休戦ラインを行き来してソウルから平壌(ピョンヤン)まで、何でも3時間で配達するなぞの男プンサン(ユン・ゲサン)の話を描いた。相手役にはキム・ギュリが出演した。23日に公開される。





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