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【コラム】南北関係、破局か冬眠か(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮は年初から韓国にストーキング並みに会談を要求してきた。 金正日(キム・ジョンイル)委員長の首脳会談の意志は、ジミー・カーター便で送ったメッセージで確認された。 北朝鮮は朝米関係正常化のための朝米会談を渇望したが、米国はまず南北対話をしろという。 このため北朝鮮はまず朝米会談の条件を満たすため、2つ目は金日成(キム・イルソン)誕生100周年と強盛大国入りが重なる来年の費用がかかる祝祭に韓国の支援が必要なため、核交渉を含む対話もするという方向を定めた。

その北朝鮮がなぜ北京での南北秘密接触内容を暴露して、南北対話を投げ出したのか。 北朝鮮が態度を変えた有力な背景として考えられることは3つある。 一つ目、北朝鮮は天安(チョンアン)・延坪島(ヨンピョンド)に対する謝罪を要求する韓国の立場が相変わらず強硬であることに挫折した。 二つ目、韓国予備軍訓練場で金氏王朝3代の写真が射撃標的に使用されたのは北朝鮮にとって神聖冒とくだった。 当然、国防委員会を中心に韓国を攻撃する雰囲気が高まった。 三つ目、金正日が北京で会った温家宝中国首相が、東京で李明博(イ・ミョンバク)大統領を通して南北秘密接触の内容を詳細に知っていることに激怒した。 北朝鮮は重大事を発表したり第3者に知らせるのは常に自国の役割だと考えるクセがある。

李明博政権の核心人物は謝罪要求が北朝鮮の暴露の最も大きな原因だと見なしているのに対し、金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で対北朝鮮政策を担当した核心人物は金氏王朝3代を射撃標的にしたことが北朝鮮を激昂させたと考えている。 過去にもこうした例があった。 1997年に北朝鮮琴湖(クムホ)地区の軽水炉建設現場で韓国勤労者が金正日の写真が掲載された労働新聞を破った事件で、軽水炉事業自体がなくなるところだった。 03年の大邱(テグ)ユニバーシアード当時には、雨が降る日、北朝鮮の選手団を歓迎するプラカードにあった金大中-金正日の握手写真を見た北朝鮮の応援団と選手が、将軍様があのように雨に濡れるとはと言って泣きながら、プラカードを片付けて行った。 最高権力に変化がある時、忠誠競争はさらに狂的となる。

【コラム】南北関係、破잋か冬眠か(2)

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