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金正日が死亡すれば…ホワイトハウスで緊迫の90分(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

スミス元CIA法律顧問(国務長官役、上段左)、アーミテージ元国務副長官(国防長官役、上段右)、クラウチ元安保副補佐官(安保補佐官役、下段左)、ヘイデン元CIA長官(国家情報長官役、下段右)。

8日午前(現地時間)、米ホワイトハウス付近にあるウィラード・インターコンチネンタルホテル地下1階の会議場は、‘ホワイトハウス状況室’に変わった。アーミテージ元国務副長官は「国防長官」という札が置かれた席に座った。クラウチ元米大統領次席補佐官(国家安全保障担当)もこの日だけは国家安保補佐官になった。戦略国際問題研究所(CSIS)が開催した「国際安保フォーラム2011」でだ。

CSISは北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と関連した急変事態が発生した場合、米国の国家安保首脳部はどう対応すべきかについてシミュレーションセミナーを開いた。該当職位に精通した元高官らが模擬ホワイトハウス緊急会議メンバーとして出席するという異例の行事だった。スミス元中央情報局(CIA)総括法律顧問が国務長官役を、ヘイデン元CIA長官が国家情報長官(DNI)役を、ペース元統合参謀本部議長が統合参謀本部議長役を務めた。

このセミナーは敏感なテーマであることを考慮し、メディア非公開で進行された。米政府当局者と関係国大使館の関係者、一部の学会関係者だけが招待状を受けた。しかし撮影や録音は認められなかった。出席者は「実際のホワイトハウス状況室を見ているようだった」と伝えた。出席者の言葉をもとに会議の場面を再構成した。

金正日が死亡すれば…ホワイトハウスで緊迫の90分(2)

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