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「黄金坪開発を確信」 …丹東に“中国のユダヤ人”集まる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「最近、農水産物加工分野の北朝鮮事業家と労働者の中国丹東訪問が増えている。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が中国を訪問した後から変化が見られる」。

中国遼寧省丹東の対北朝鮮消息筋は7日、金委員長が訪中した後の丹東現地の雰囲気をこう伝えた。この消息筋は「朝中首脳会談直後、ウォンジョン里-羅先(ナソン)道路舗装着工式と黄金坪開発事務所の開所式が取り消しになり、韓国の一部では朝中経済協力がこじれたという声があったが、実際はむしろ活気を見せている」と話した。

北朝鮮最高人民会議常任委員会も6日、「黄金坪・威化島(ウィファド)経済地帯(特区)開発は黄金坪からする」と公式発表した。あらゆる推測が乱れ飛んでいた黄金坪の開発がついに公式化したのだ。


鴨緑江(アムノッカン)河口で朝中経済協力の動きを早くも感知した中国人が丹東に集まり、投資機会を探索中という事実は中央日報の取材でも確認された。先月26日午後。黄金坪から最も近いクラウンプラザホテルのロビー。丹東の不動産プロジェクトの説明を聞いた中国の事業家は朝中黄金坪共同開発について「黄金坪の開発権が50年間譲渡されるだけに本格的な投資が近いうちにある」と自信を表した。

‘中国のユダヤ人’と呼ばれる浙江省温州から来た30余人の投資団は丹東の開発現場のあちこちを踏査中だった。丹東現地のある消息筋は「黄金坪が先に開発され、威化島に続き新義州(シンウィジュ)が順に開発されるという噂もある」と伝えた。

こうした期待感を反映するかのように、黄金坪の具体的な開発青写真も現地に出回っている。商業団地および情報技術産業、観光文化事業、高効率農業、軽工業の4大産業団地に開発するという内容だ。02年の新義州特区開発計画と似ている。このため02年に失敗に終わった新義州特区実験を省みながら黄金坪開発を成功させるという北朝鮮の意志が強いという声も聞こえる。

丹東と黄金坪を間に挟んで2本の道路を建設し、黄金坪に放射環状型道路網を構築するだけでなく、黄金坪と新義州をつなぐ旅客・貨物埠頭を新設する構想もある。昨年から始まった水豊(スプン)発電所(発電用量約80万キロワット)の改修・補修作業が来年終われば、黄金坪に電力を供給するという見方も出ている。ある華僑事業家は「中国側が丹東臨港産業団地と連係して黄金坪の開発に加わるとみられる」と話した。



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