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小沢の襲撃…菅首相「期限付き首相」に(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
菅首相は2日朝、岡田克也幹事長を呼び票を最終点検した。結果は「かろうじて否決させられるようだ」だった。だが、菅首相はゴーサインを出すことができなかった。終盤の雰囲気に便乗し不信任案が通過する不確実性があるところに、たとえ否決されるとしても60~80人の反乱票が出た場合、どうせ党は壊れるしかないという判断のためだった。

菅は結局民主党を創党した“オーナー”の鳩山前首相を午前11時ごろに首相官邸に呼び、「折衷案」を提示した。菅は「私たちがどのようにして勝ち取った政権か。党を割ったら自民党に政権が移る。それは党を作ったあなたが最も望まないことではないか」として「期限付き首相」カードを提示した。鳩山前首相はこのカードをつかんだ。結局菅と鳩山は合意文を作成し交換した。昼12時に開催された代議士会で2人はこれを並んで公開した。

「不信任案賛成を貫徹する」という小沢も「時限付き首相-不信任案否決」という菅-鳩山の「奇策」に尻尾を下ろした。小沢としてもすぐに菅首相を引きずり下ろすには失敗したが、否決時に予想された「除名-新党創党」の犠牲を払わず党内で主導権を行使できる動力が用意されたためだ。そうした点で日本メディアは、「小沢は派閥議員を取りまとめて菅首相を一定期間後に退くようにするなど、最も多くのものを得た」と評価した。だが「求心力を失った“期限付き首相”が開国以来最大の試練を受けている日本をどのように導いて行くのか」「民主党のお粗末な妥協は日本政治の後進性をそのまま見せた」という否定的な指摘も激しい。

小沢の襲撃…菅首相「期限付き首相」に(1)

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