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トヨタ社長が週末から訪韓、苦境のディーラーを激励

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
トヨタ自動車の豊田章男社長が4日から2日間の日程で韓国を訪問する。

昨年リコールの影響で販売が急減した上に最近の東日本大震災の余波で車両供給が適時にできず苦境に陥った韓国ディーラーを激励するためだ。彼の韓国訪問は突然なされた。東日本大震災の影響で工場稼動率が落ち韓国に完成車供給を適時にすることができない時期の上、今年の輸入車市場が30%伸びているのにレクサス・トヨタの販売は減っている。

2009年に各店舗が1000億ウォン台の大規模投資を行って始めたトヨタのディーラーが販売急減で苦境に立たされたことから週末を利用して急きょ韓国を訪れるものだ。


今回の訪問には広報担当重役と秘書陣だけが同行するという。

豊田社長は今回の訪韓以前には2006年の海外営業総括副社長当時に韓国を訪れ、現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車の鄭夢九(チョン・モング)会長と昼食をともにしている。

トヨタディーラー関係者は、「今年は欧州車に急激に押されトヨタの存在感が危険な状況だ。米国で生産した多様なトヨタモデルを韓国で早く発売してほしいという意見を豊田社長に出すだろう」と話した。

豊田社長は創業一家の4世で、豊田章一郎名誉会長の長男だ。

慶応大法学部を卒業し27歳でトヨタに入社した後、米国トヨタに渡りゼネラルモーターズ(GM)と合弁で設立した自動車工場ヌーミの副社長を務めた。

44歳で役員に昇進し、中国総括、購買、海外・国内営業本部長を歴任した後2009年6月に社長になった。

トヨタのスポーツカーを直接自動車レース場で運転するモータースポーツが趣味だ。



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