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北、秘密接触の内容を暴露…南北会談を拒否?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮は1日、韓国が先月9日の北京での秘密接触で、6月下旬と8月、来年3月に計3回の南北首脳会談を開催し、これを発表するための閣僚級会談を5月下旬に開こうと提案してきた、と主張した。

北朝鮮はこの秘密接触に「金千植(キム・チョンシク)統一部政策室長(55)、ホン・チャンファ国家情報院局長(対北朝鮮戦略企画)、金泰孝(キム・テヒョ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)対外戦略秘書官(44)が出てきた」と明らかにした。

北朝鮮が南北間で進行中の秘密接触の内容と南側要人の実名を公開したのは初めてで、南北首脳会談を拒否したものと分析される。


以下は北朝鮮国防委員会報道官が朝鮮中央通信を通して明らかにした内容の要旨。

「(李明博政府は)今年4月に入り、『天安(チョンアン)艦沈没事件と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件をこれ以上取り上げないから首脳会談のための秘密接触を持とう』と繰り返し懇請してきた。

しかし5月9日から秘密接触の場に出てきた金千植、ホン・チャンファ、金泰孝はわれわれとした初期の約束を破り、『(両事件は)南北関係の改善のために賢く乗り越えなければならないヤマ』として謝罪を受けようとした。

そして両事件に対する問題が妥結すれば、5月下旬に首脳会談のための閣僚級会談を開いて合意事項を宣言し、6月下旬には最初の首脳会談を板門店(パンムンジョム)で、2回目の首脳会談はその2カ月後に平壌(ピョンヤン)で、3回目の首脳会談は来年3月の核安全保障サミット期間に開催することを考えている、と話した。

これに対し、われわれ(北側)は『南側が‘先に核放棄’、両事件に対する謝罪などとずっと騒ぎながら、反共和国敵視政策に固執する限り、最高位級会談の開催はありえない』と明らかにした。

(すると南側は)少なくとも2つの事件に対して『遺憾でも表してほしい。そして首脳会談の開催を早く推進させよう』と言った。われわれは(李明博政府を)これ以上相手にしないだろう」

政府は北側の主張に関して統一部報道官の論評を出し、「真意を歪曲した一方的な主張であり、対応する必要を感じない。北朝鮮は今すぐにも責任ある姿勢で対話に出てくるべき」と明らかにした。



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