金監院はその間、官の権限と民の長所を握ってきた。 「独立性と自律性」を前面に出し、牽制さえも受けてこなかった。 半官半民の怪物が生まれたのだ。 これまで金監院が前面に出してきた「専門性」という幻想は、貯蓄銀行事態で完全に崩れた。 一部の職員は金融機関にどうすれば不正が見つからないか親切に指導までしていたことが明らかになった。 むしろ専門性が落ちても誠実なアマチュアが監督をしていれば、こうした貯蓄銀行問題は発生していなかったかもしれない。
金監院の不正職員は堂々と退職金を受けるだろう。 このような後ろ姿は今回で最後にしなければいけない。 これ以上、半官半民の組織的特殊性を悪用するのを放置することはできない。 公的な権力を思う存分振り回しながら、民間身分という理由で責任は取らないというのは話にならない。 金融監督の専門性を認める分、過ちがあれば加重処罰するのが当然だ。 これは金監院はもちろん、憲法上の最上位監督機関である監査院も同じだ。 監督機関が目を閉じて、社会全体に莫大な被害が生じることが繰り返されてはならない。 どれほど多くの牽制装置を用意しても、決して多すぎることはない。
【社説】不正をしても退職金を与える金監院(1)
金監院の不正職員は堂々と退職金を受けるだろう。 このような後ろ姿は今回で最後にしなければいけない。 これ以上、半官半民の組織的特殊性を悪用するのを放置することはできない。 公的な権力を思う存分振り回しながら、民間身分という理由で責任は取らないというのは話にならない。 金融監督の専門性を認める分、過ちがあれば加重処罰するのが当然だ。 これは金監院はもちろん、憲法上の最上位監督機関である監査院も同じだ。 監督機関が目を閉じて、社会全体に莫大な被害が生じることが繰り返されてはならない。 どれほど多くの牽制装置を用意しても、決して多すぎることはない。
【社説】不正をしても退職金を与える金監院(1)
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