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野球場の「キスタイム」 笑えないエピソード

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国プロ野球場の「キスタイム」。

韓国プロ野球観戦中の「キスタイム」は応援文化のハイライトの一つだ。 「キスタイム」にカップルで訪れた観客の姿を電光板に映し出し、公開的にキスをするよう誘導する。 いまや人気デートコースとして定着したプロ野球観戦でキスタイムは欠かせないものになった。

キスタイムは、カメラマンと観客の約束なしに進行されるため、笑えないエピソードも多い。 野球場のカメラマンは「恋人であることを確信してカメラを向けたが、困惑した表情でキスをしないカップルがいた。 カップルがためらうと、周囲から『キス、キス』とコールが起こるが、実際この2人は兄姉だった」と過去の失敗例を振り返った。

カメラマンのいたずらによるエピソードもある。 ある日このカメラマンは、近くに座りながらも全く関係のない男女を電光板に映し出した。 困惑しているように見えた2人はすぐに観衆のコールに応えるかのように強烈なキスをして見せ、球場内が爆発的に盛り上がったという。


カップルで来た観客が最初から今のような大胆な姿を見せていたわけではない。 数年前までカメラを避けるカップルが多かったため、カメラマンは試合前にカップルから承諾を受けたりもした。 このカメラマンは「以前は恥ずかしがるカップルが多く、観客から促されてやむを得ず軽いキスをしていた」とし「イベントを始めてから10年ほど経ったので、観客も慣れて楽しむ段階まできている。 最近はカメラに向けるとすぐにキスをしてくれる」と話した。



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