23日(日本時間)に行われたブラックプールとのイングランドプレミアリーグシーズン最終戦で1ゴール1アシストをマークし、チームの勝利(4-2)に寄与した朴智星(パク・チソン、30、マンチェスター・ユナイテッド)。
朴智星(パク・チソン、30、マンチェスター・ユナイテッド)が23日(日本時間)に行われたブラックプールとのイングランドプレミアリーグシーズン最終戦で1ゴール1アシストをマークし、チームの勝利(4-2)に寄与した。
前半21分、ペルバトプのパスを受けた朴智星は、ボールを浮かせながら走り込んでくるGKをかわし、ゴールを決めた。後半17分にはアンデルソンのゴールをアシストした。今季8得点6アシストとなった朴智星は、李青竜(イ・チョンヨン、23、ボルトン)が昨季マークした韓国人プレミアリーガーのシーズン最多攻撃ポイント(5得点8アシスト)を超えた。
マンUのファーガソン監督は後半、朴智星がアシストを記録した後、すぐにマイケル・オーウェンと交代させた。降格危機にあるブラックプールに前半まで1-2とリードを許し、険しい表情だったファーガソン監督は、ベンチに戻っている朴智星に向かって満足そうな笑みを見せた。労うように手を差し出して肩をたたいた。
朴智星に評点7点を与えたマンチェスターイブニングニュースは「(朴智星の活躍は)チャンピオンズリーグ決勝のための準備運動」と評価した。
マンUは29日、英ロンドンでFCバルセロナ(スペイン)とチャンピオンズリーグ決勝戦を行う。朴智星は3年前、モスクワで行われたチェルシーとの07-08UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦に出場できなかった。朴智星の名前は交代メンバーにもなかった。
朴智星は当時を振り返りながら「なぜ自分が抜けたのか考えてみたが、答えが浮かび上がらなかった。不公平だと思った」と吐露した。当時、バルセロナとの準決勝でリオネル・メッシを封じ、決勝進出に大きく貢献をしただけに、メンバーから外れたのは衝撃的だった。
今年はどうか。3年前の痛みを繰り返す雰囲気ではない。ファーガソン監督は9日、チェルシー戦に勝ってリーグ優勝を事実上確定した後、14日のブラックバーン戦、23日のブラックプール戦では主力選手を交代で休ませた。14日の試合に出場しなかった朴智星はブラックプール戦で63分間プレーし、試合感覚をチェックした。
欧州メディアも朴智星の先発出場を既定事実化している。スペイン・カタルーニャ地域のムンド・テポルティボは朴智星を要注意人物に挙げながら、朴智星がメッシを無力化させると展望した。英日刊テレグラフはマンUのベスト11を選び、朴智星とバレンシアがサイドに入ると予想した。
朴智星はブラックプール戦の後、「チャンピオンズリーグに集中する」とし、強い出場意欲を見せた。
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