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「地震で見られた韓日協力が軍事部門にもあれば」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
--2015年の戦作権転換後、韓米同盟は弱まらないのか。

「戦作権が韓国軍に転換されれば、韓国軍はよりいっそう強くなる。 米国人ではなく韓国人の指揮部が持つ強みを生かせる。 韓民求合同参謀議長は私よりも韓国の地形と韓国軍の力について数百倍もよく知っている。 これは変わりなく維持される2万8500人の在韓米軍とともに韓米同盟をさらに強める要素だ。 現在、両国間の国防・外交チームワークは素晴らしいレベルで協調がうまくいっている。 在韓米軍の施設など福祉が改善され、家族単位で勤務する軍人が08年の1800人から現在4200人に増えた。 彼らは1年ではなく2-3年ほど韓国で勤務する。 これは北朝鮮に対する強力な抑制手段になると確信している」

--一韓米同盟の望ましいビジョンは何か。


「韓国は‘支援を受ける国’から‘与える国’に変わった。 いま韓国軍はレバノン、ハイチ、アフガニスタン、ソマリア海域で全世界の平和・安定に寄与している。 第一の脅威である対北朝鮮対応態勢に影響を与えない範囲で、国際社会を支援できる力が十分にあると考える。 韓国の活動を見ている数多くの国が万一の場合には、1950年(韓国戦争当時)にそうであったように軍隊を派遣するだろう。 延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発後の韓国軍の射撃訓練当時、国連司令部代表の参観が北朝鮮に与えるメッセージは強力なものだ」

--韓日軍事協力問題に対する見解は。

「協力がうまくいっていて、今後もさらに発展すると見ている。 日本は韓国の防衛に非常に重要だ。 米軍後方司令部と弾薬庫、燃料基地がある。 韓半島の戦時に米軍は日本を経て増強される。 日本は私たちの同盟を強化できる資産を持っている。 日本の大地震当時、韓国が日本を支援したように、軍事部門の協力にも進展があればいい」

シャープ司令官とジョアン夫人は5年間のソウルでの思い出を語った。 ジョアン夫人は「末っ子が昨年、恋人を連れてソウルに来て、南山(ナムサン)で愛の告白をした」とし「小学生だった10年前、『ソウルは私にとって何か』というテーマの作文大会で受賞した記念品に南山が描かれていたためだと話していた」と伝えた。 昨年のクリスマスには3人の子どもの家族がみんな韓国に集まって素敵な思い出を作ったという。 ジョアン夫人に尋ねた。

--これまでに会った韓国人の中で最も記憶に残っている人は。

「歩く百科事典と呼ばれる白善ヨプ(ベク・ソンヨプ)将軍。 91歳だが、私が生まれる前のことでも昨日のことのように記憶している。 本当に尊敬する。老齢でありながらも国のために献身する驚異的(amazing)な愛国者だと思う」

シャープ司令官は「寒さと暑さの中、前方の非武装地帯(DMZ)哨所で24時間勤務する哨兵と韓国の指導者」と述べた。 シャープ司令官は「37年間の軍生活を韓国で終えることになり栄光」とし「引退後もシンクタンクなどで活動し、韓米同盟と韓国のための強い支持者になりたい」と話した。 ジョアン夫人は「胸の中に永遠に韓国を大切にしまっておきたい」と語った。



「地震で見られた韓日協力が軍事部門にもあれば」(1)

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