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「北朝鮮の全面戦挑発は軍部の終末を意味する」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
在韓米軍のウォルター・シャープ司令官は16日、「韓米両国は北朝鮮のいかなる挑発にも対応する準備ができている。北朝鮮が(生化学兵器、特殊部隊などを利用した)非対称挑発(asymmertrical attacks)をしようが、全面戦争(all out attacks)を敢行しようが敗北するだろう」と話した。

韓米連合司令官と国連司令官も兼任するシャープ司令官は本紙とのインタビューで、「北朝鮮の全面戦争挑発は北朝鮮軍部の終末(end)を意味し、金正日(キム・ジョンイル)(国防委員長)もわかっているだろう」と強調した。インタビューは竜山(ヨンサン)の在韓米軍司令官官邸のヒルトップハウスでなされた。

2008年に赴任したシャープ司令官が総合日刊紙とインタビューをするのは初めて。シャープ司令官は今年7月にジェームズ・サーマン陸軍大将に在韓米軍司令部を引き継ぎ37年間の軍生活を終える。


――昨年の北朝鮮による哨戒艦・延坪島(ヨンピョンド)攻撃は韓国の安保パラダイムを変えた。

「哨戒艦事件は多くの科学的証拠にもかかわらず、北朝鮮の仕業だと信じない人々がいた。だが、北朝鮮の延坪島砲撃は誰も否定できなかった。北朝鮮の砲撃現場がスマートフォンによりリアルタイムで全世界に伝えられた。北朝鮮は韓国を攻撃する能力があり、望むものを得るためにいつでも攻撃できるという事実を明確に見せた。これまで韓国は多くの攻撃を受けても対北朝鮮支援をしたが、いまは北朝鮮が先に変わらなければならないという立場に変わった。北朝鮮には他の道がある。金正日が核開発をあきらめる代わりに開放し住民を人道的に扱うことだ。この場合、国際社会は本当に北朝鮮を支援する準備ができていると確信する。われわれは北朝鮮の政権交替(regime change)を追求しない。北朝鮮政権の行動変化を追求する」

――北朝鮮の攻撃への懸念は依然大きい。

「韓米は北朝鮮のあらゆる種類の攻撃に備えた計画を立てている。4月のキーリゾルブ合同訓練の際もそうした。両国は延坪島砲撃のような即時報復をしなければならない挑発だけでなく、北朝鮮の仕業なのかすぐに把握するのが困難な挑発にも備えた措置を議論してきた。核実験やミサイル発射実験をした場合も同じだ。現在両国間の国防・外交チームワークは幻想的なほど協力がよくなされている」



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