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北朝鮮とイラン、中国を介してミサイル技術移転の可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が国連の経済制裁にもかかわらず、弾道ミサイル部品と技術などをイランに定期的に提供したり提供されていたことが明らかになったとロイター通信が国連機密報告書を引用して14日に報道した。報告書は、「禁止された弾道ミサイル関連部品が高麗航空とイラン航空の定期便を通じて北朝鮮とイランの間で移送された疑いがある。技術移転は隣り合った第三国を通じてなされた」と書いた。匿名を要求した国連外交官らは、「言及した第三国は中国」と話したと同通信は伝えている。

報告書は、「北朝鮮が昨年10月の軍事パレードで公開したノドンミサイルの新しい弾頭がイランのシャハブ3Aミサイルの弾頭デザインと非常に似ていた」と指摘した。さらに「武器と関連部品を船舶で輸送する場合には物理的検索が避けられないため、北朝鮮はチャーター機を通じた輸送を好んだとみられる。これらの航空機は貨物ハブ空港を利用したが、これは旅客ターミナルと違い厳格な検索と保安検査が行われない場合が多いため」と説明した。

13日に国連安全保障理事会に提出されたこの報告書は、北朝鮮の核実験(2006年と2009年)に対する対応として安保理の対北朝鮮兵器禁輸、北朝鮮との核・ミサイル技術貿易禁止などの制裁措置が順守されているかを監視してきた専門家パネルが作成した。


中国はこの報告書が安保理に提出されるのを反対したとニューヨークタイムズが14日に伝えた。専門家パネルに参加した中国の専門家が自国政府の圧力を受け報告書に署名するのを拒否し、報告書提出が遅れたという。



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