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【コラム】韓食のグローバル化、オリジナルで勝負(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
フュージョンは韓食のグローバル化を早める方法かもしれない。 しかし韓食のグローバル化は望んだ結果を得たからといって終わるものではない。 終わりのない過程であり、持続する過程を通して望む結果を絶えず作り出さなければならない。 これを考えれば、やや時間がかかるとしても、最初から着実に進めるのがよい。 韓食をありのままに知らせて味わってもらい、そしてこれを外国の食文化の中に定着させることが必要だ。 その後に続くフュージョンはさらに大きな力を発揮するだろう。

もう一つ、飲食は文化だ。 新しい文化が受け入れられるのには長い時間がかかる。 文化の精髄である飲食も同じだ。 このため韓食のグローバル化も長期的な観点で接近しなければならない。 一回性のイベントとして接近するには、世界の人々に知らせることがあまりにも多い。

接近方法に対する考察も必要だ。 韓食ブランドで接近するのもよいが、それよりも韓食コンテンツ自体を知らせるのが先だ。 食堂概念ではなく製品単位で接近することから一つひとつ始めなければならない。 韓食ブランド、あるいは飲食店を通した横的輸出には限りがある。 もちろん拠点は必要だ。 しかし長期的に見れば、韓食コンテンツ自体が競争力になるのが望ましい。「キムチ」が競争力を得れば、「キムチ料理専門店」は自然に競争力を持つようになる。


誰でも新しい食べ物を選ぶ時、その味の説明を求めるが、多すぎる味の表現は外国人が韓食を選択するうえでむしろ混乱を与える。 このため韓食のグローバル化のためには用語の整理も重要だ。

韓食のグローバル化はまだ始まったばかりだ。 やるべきことも多く、前途も長い。 私たちのキムチ・焼き肉・トッポッキがカレー・寿司のように世界の人々が楽しむ飲食、さらに進んで文化になるには、それだけ政府と企業の長期的な観点に基づいた努力が必要だ。

イ・サンチョル大象FNF代表



【コラム】韓食のグローバル化、オリジナルで勝負(1)

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