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米国「中国の殲-20はF-22の性能に匹敵」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
まだ実体が完全に公開されていない中国の最新鋭ステルス機「殲-20」に対し米国が警戒心を隠さずにいる。ワシントンに位置する国防政策研究機関の「ジェームスタウン財団」は、「殲-20」が米空軍の最新鋭戦闘機のF-22「ラプター」に匹敵するもので、F-35「ジョイントストライクファイター」と比較すると主要性能のほとんどで優れているという分析を最近出した。

「殲-20」は1月と4月の2回にわたり試験飛行を成功させている。ジェームスタウンの報告書は、「中国の殲-20開発はこれまで維持されてきたアジアでの空軍力バランスを崩すほどの破壊力を持ったもの」と評価した。中国人民解放軍は「殲-20」の正確な性能と諸元を公開していない。

だが、報告書は音速以下で飛行する場合「殲-20」の戦闘行動半径は1000~1500海里(1852~2778キロメートル)と推定した。米軍基地が位置する日本の沖縄やグアムはもちろん、フィリピン・インドネシアまで範囲に含まれる。


報告書はまた、「殲-20」のデザインがF-22とF-35の長所を適切に混ぜたとし、「(敵のレーダー網を無力化させる)ステルス機能はF-35より良く、F-22と同水準だろう」と評価した。「殲-20」がF-22より大きいため、より大きくよい多くの兵器を搭載できるという点も付け加えた。

F-22を製造したロッキードマーティンの広報担当者は、「殲-20は他の国がF-22を前面に出した米国の制空権に挑戦する能力を開発していることを示している」と話したとABC放送が9日に伝えた。これまでF-22は米国の自尊心だった。ステルス機能と空中機動範囲を大きく拡張できる移動型エンジンブースター、搭載兵器を外部に露出しない独特の外装などが既存の戦闘機を圧倒するという評価を受けている。



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