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韓国ドキュメンタリー映画をめぐる真実ゲーム(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
放送局は敏感な反応を見せている。各番組のチーフプロデューサーらは「映画を見ていないので慎重になるしかない」としながらも「一部に限定された問題や実際とは異なる形で演出された面がある」と主張した。KBS「VJ特攻隊」を制作するキム・グンレ外注プロデューサーは「協賛するとして近づいてくる食堂はあったが、金を受け取って放送したことはない。一部、問題を膨らませたようだ」と述べた。

MBC「探せ!おいしいTV」のキム・ジョンギュ・チーフプロデューサーは「『スターのおいしい店』には代行会社を通して出演したと聞いているが、代行会社の職員個人が斡旋費用を受けただけで、制作会社や放送局は関係がない」と強調した。また「‘偽客’は撮影便宜上避けられない部分があるが、日当を渡したりしたことはない」とし「食文化の発展に力を注ぐプロデューサーも多いが、全部まとめて罵倒するのは残念だ」と話した。

直撃弾を受けたSBSは最近、役員会議を開き、自らの調査を行ってきた。結論は「制作陣のワナに引っかかった」ということだ。パク・ドゥソン担当チーフプロデューサーは「SBSの規定上、食堂の協賛は許されず、向こうから『唐辛子の味と効能に関する内容』と言って接近してきた。農水産物広報の協賛だと思ったが、私たちがだまされた」と主張した。パク・ジョンフンSBS制作本部長は「外注会社をだまして取材したものだ。法務チームで訴訟を検討中」と明らかにした。


これに関しキム・ジェファン監督は「映画で公開したものは取材内容の一部にすぎず、もっと多くの事例を蓄積している」と反論した。また「外注会社・広報会社に責任を転嫁して逃れようとする放送3局に憤りを感じる。いっそのこと訴訟を通して検察の捜査が行われればいい」と主張した。‘ワナ取材’に関しては「放送局が『不満ゼロ』『消費者告発』などの番組でしている方法を使ったにすぎない」と対抗した。

「トゥルー味ショー」は全州映画祭で長編コンペ部門「JIFF観客賞」を受賞した。今月中に公開される予定。



韓国ドキュメンタリー映画をめぐる真実ゲーム(1)

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