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韓国外交官が象牙密搬入…恥さらしの外交部

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
アフリカ駐在大使を務め、3月に帰国した外交官が、象牙を大量密輸しようとした疑いで税関当局に摘発されたと、外交通商部当局者が2日明らかにした。

当局者は「関税庁が最近、元公館長の引っ越しの荷物から輸出入禁止物品の象牙16本を摘発し、外交部に通知した」とし、このように明らかにした。関税庁は他の中央部処で派遣勤務中のPを調べた後、司法措置を取る方針という。

外交部当局者は「関税庁は『最近帰任した公館長の引っ越しの荷物の中に輸出入禁止物品が含まれている』と外部から情報提供を受け、先月28日から2日間調査し、加工されていない象牙を摘発した」と伝えた。この当局者は「象牙は輸出入が禁止された物品なので、密輸と関連した法が適用されるとみられる」とし「象牙はPの荷物申告目録から抜けていた」と説明した。


税関当局が摘発した象牙16本はそれぞれ長さが30-60センチで、全体の重量は60キロだった。象牙はワシントン条約(CITES、国連の絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で輸出入が禁止された品目。密輸入市場では1キロ当たり1800-2000ドル(191万-213万ウォン)で取引されるという。政府はこの条約に加入した後、04年に「野生動植物保護法」を制定した。Pの容疑が立証される場合、Pはこの法に基づき3年以下の懲役または2000万ウォン以下の罰金刑を受けることになる。

外交部当局者は「金星煥(キム・ソンファン)長官が報告を受けて激怒し、法に基づいた厳正な措置を関税庁に要請した」と明らかにした。Pは調査で「(引っ越しの荷物に象牙が入っていることを)知らなかった。荷物を包む過程で間違って入ったようだ」と主張したという。Pによると、引っ越し荷物をまとめた当時、夫人がマラリアに感染し、現地職員に荷物をまとめてもらったという。この過程でAは「象牙は引っ越しの荷物に入れるな」と話したが、フランス語の実力不足で意味が正確に伝わらず、象牙が荷物に含まれたという主張だ。摘発された象牙は現地当局者の夫人から贈られたものという。

外交部は年初の「上海スキャンダル」事件に続いて、外交官の象牙密輸容疑まで明らかになり、当惑を隠せずにいる。



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