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‘フィギュアクイーン’キム・ヨナの大会出場は、昨年3月28日の世界選手権以来およそ13カ月ぶりとなる。その間、キム・ヨナにはいろんなことがあった。タイム誌選定の100人に選ばれ、世界的な有名人になった一方、3年間一緒に力を合わせてきたオーサーコーチと決別する痛みもあった。13カ月間の紆余曲折を整理した。
◇IBスポーツからオールザットスポーツへ
キム・ヨナ側と従来の所属会社IBスポーツの決別説が出てきた。母親のパク・ミヒ氏が新しいマネジメント会社をつくるといううわさだった。この過程で「キム・ヨナを指導してきたオーサーコーチが浅田真央からコーチの依頼を受けた」という話も出てきた。結局、4月20日に‘キム・ヨナ・カンパニー’と呼ばれるオールザットスポーツ(AT Sports)がスタートした。代表は予想通りキム・ヨナの母パク・ミヒ氏だった。
◇タイム100人に選定
米時事週刊誌タイムが2010年4月29日、「世界で最も影響力のある100人」を発表した。キム・ヨナは「英雄」部門の25人の一人に選ばれた。リストのトップはビル・クリントン元米大統領で、キム・ヨナは2番目だった。
◇キム・ヨナ、選手生活継続を発表
オリンピック(五輪)後、ファンらが最も心配していたのはキム・ヨナの進路だった。選手生活を続けるか、引退するのか、周囲からもさまざまな声が出た。2010年5月31日、キム・ヨナはカナダ・トロントで現地練習を行いながら「選手生活を続ける」と明らかにした。2014年ソチ五輪への挑戦については「そこまで先を見ていない。ひとまず今季をどうするか考えている」と語った。
◇世界選手権大会出場を発表
カナダ・トロントで現地練習をしていたキム・ヨナが、アイスショー「三星(サムスン)エニーコール・ハウゼン2010オールザットスケートサマー」のため2010年7月18日に帰国し、「今季グランプリ大会は出場しないことにした。アジア競技大会も考えていない。世界選手権大会には出る」と明らかにした。
◇米LA市が「キム・ヨナの日」発表
ロサンゼルス市議会が「キム・ヨナの日」制定決議案を全員一致で通過させた。キム・ヨナが2010年8月7日、米国同胞後援財団選定の「誇らしい韓国人賞」授賞式に出席するためロサンゼルス市を訪問したが、コリアタウンを所轄区域とするハーブ・ウェソンロサンゼルス市会議員とトム ・ラボンジ市会議員がキム・ヨナの訪問を記念して、8月10日を「キム・ヨナの日」に制定する決議案を上程した。
<フィギュア特集>世界選手権大会出場までキム・ヨナの13カ月(2)
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