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<フィギュア>キム・ヨナ、きょう最後に登場…浅田の次で負担は?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

29日午後、世界フィギュア選手権大会女子シングルショートプログラムで演技を披露するキム・ヨナ。



午後10時46分、13カ月間待った「キム・ヨナ・タイム」が始まる。‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(21、高麗大)が29日(日本国時間)、2011国際スケート競技連盟(ISU)世界フィギュア選手権大会女子シングルショートプログラムに出場する。

キム・ヨナは28日、演技の順番を決める抽選で30人のうち30番を引き、最終5組の6番目に登場することになった。キム・ヨナが大会に出場するのは昨年3月のトリノ世界選手権大会以来13カ月ぶりとなる。


準備は完ぺきだ。キム・ヨナはショートプログラムの背景曲「ジゼル」に合わせた公式練習で完ぺきな演技を見せ、拍手を受けた。キム・ヨナは「ジゼル」で注目すべき部分にステップ演技を選んだ。ステップ演技でキム・ヨナは感情演技の真髄を見せる。ジゼルの演技で胸に両手をあてながら切ない表情を見せる場面はすでに多くのファンを魅了している。キム・ヨナは「一日も早く演技をしたい。望んでいた順番でなくて残念だが、自分ならではの演技を見せたい」と語った。

大韓スケート競技連盟のコ・ソンヒ理事は「キム・ヨナの今季の演技には余裕がある。オリンピックまでは競技前に緊張があったが、今回は本人がスケートを本当に楽しんでいるのが感じられる」と述べた。現場で練習を見ていた海外記者も「さすがキム・ヨナ。レベルが違う」と評価した。

ライバルの安藤美姫(24)と浅田真央(21)の調子がそれほど良くないという点もキム・ヨナには好材料だ。現地で両選手の練習を見たバン・サンアSBS(ソウル放送)解説委員は「浅田は今季の他の大会に比べると調子が良いが、ジャンプのミスが2、3回ほど出そうだ。‘必殺技’とするトリプルアクセルも良いほうではない」とし「安藤美姫は今大会を控えて調子が落ちているようだ」と分析した。

今季の浅田のシーズン最高点は合計が196.30点、ショートプログラムが63.41点。安藤は合計が201.34点、ショートプログラムが66.58点。ともにシーズン最高点を2月の四大陸大会でマークした。「点を与え過ぎ」という声が出た大会だ。浅田はキム・ヨナの直前の5組5番目、安藤は5組1番目に演技する。



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