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“航空業界のノーベル賞6連覇”仁川空港に世界の空港からラブコール

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
仁川(インチョン)空港の運営ノウハウをベンチマーキングしようという海外の空港からラブコールが相次いでいる。 仁川空港が航空業界のノーベル賞と呼ばれる世界最優秀空港賞を6連覇し、開港から10年で世界最高空港になったからだ。 これを受け、李采郁(イ・チェウク)仁川国際空港公社社長を招待しようという外国空港が列をなしている。

李社長は29日にブラジルで開催される第1回南米空港インフラエキスポで「なぜ私たちは乗客を幸せにできないのか」というテーマの講演をする。 李社長は27日、「世界で最も速い出入国手続き、差別化されたサービスを提供できる秘訣などを紹介したい」と述べた。 今回のエキスポには、2014年ワールドカップ(W杯)や2016年オリンピック(五輪)を控えて、ブラジルやペルーなど南米157空港の関係者が出席する。 李社長は7月には豪州を訪問し、アジア太平洋航空産業未来展望セミナーで基調演説をする。 また今月初めにはハーバード経営大学院の招待を受け、仁川空港の成功の秘訣について講義した。

海外空港関係者の仁川空港訪問も続いている。 先週は60年以上の歴史を持つ欧州最大の空港運営会社ADPとスキポール空港グループの幹部らが訪れた。 それぞれシャルルドゴール空港(フランス)、スキポール空港(オランダ)の運営会社で、世界およそ40空港の運営権を持つ。


仁川空港の関係者は「仁川空港を建設する際、ベンチマーキングのため訪問を申請したところ、有名空港から回答もなく何カ月も待たされたことがあったので、隔世の感を感じる」と語った。 仁川空港をベンチマーキングするための訪問客は昨年だけで約840人、開港以降5200人にのぼる。



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