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フィギュアスケートのキム・ヨナと日本の浅田真央が、「国のために活躍する」という共通したテーマで世界選手権大会に出る。同い年のライバルは今シーズンの演技に「希望のメッセージ」をたくさん盛り込んだ。
キム・ヨナは今シーズンのフリースケーティング背景曲に「オマージュトゥコリア」を選んだ。「アリラン」をはじめとする伝統音楽を新たに編曲した曲だ。キム・ヨナは、「これまで声援してくれたファンに感謝の気持ちを込めたプログラム」と話した。
キム・ヨナが善戦を誓う理由はまだある。2018年冬季オリンピック招致に出た江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)に力を与えるためだ。キム・ヨナは大会が終わるとすぐに5月18~19日にスイス・ローザンヌで開かれる候補都市ブリーフィングに出席する。また、7月6日には南アフリカ・ダーバンで国際オリンピック委員会(IOC)総会の開催地選定投票に参加し平昌の冬季五輪招致を積極的に支援する予定だ。
キム・ヨナは、「平昌広報大使として世界選手権大会に参加し良い成績を出すことが助けになると考える。ここに偶然でなく『オマージュトゥコリア』を選曲することになった。色々とぴったりだ。平昌招致広報大使として出場するという考えだ。荷物がひとつ増えたが、いつになく気楽にやりたい」と念を押した。
浅田は大地震で落ち込んでいる日本に希望を伝えるために出場する。浅田は大会期間中に日本選手らとともに地震被害復興募金をする予定だ。今回の大会に出場する日本選手のジャケットには「REBIRTH JAPAN 甦れ日本!! WE ARE ALWAYS WITH YOU」というスローガンが刻まれている。5月には浅田をはじめとする日本のフィギュアスターらがチャリティ公演も実施する予定だ。浅田は26日(韓国時間)のインタビューで、立派な演技で日本の国民に力を送りたいと話していた。
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