世界選手権２連覇を狙う浅田真央（２１、日本）が不安定な演技を見せた。

２６日にモスクワで最初の練習をした浅田はトリプルアクセルを１回転半で終え、一部の着地動作も不安定だった。 練習を終えた浅田に取材陣が練習量について質問すると、「まだ３５分間しか滑っていない。最初の滑り出しとしてはまあまあ」と答えて席を立った。

浅田は２７日、時事通信とのインタビューで優勝の可能性を尋ねる質問に対し「連覇を、という期待はあると思うけど、やってきたことをしっかり出すことが一番の目標」と答えた。 浅田は昨年３月に開催されたトリノ世界選手権で優勝した。 時事通信は、１年ぶりの対決となるだけにキム・ヨナを意識から遠ざけるのは難しいと伝えた。


時事通信は、東日本大地震の影響で３月の東京大会が延期され、浅田が休養を取っていたことを取り上げた。浅田は「（大会が）１カ月後にあると聞いてびっくりした。少し焦りはあった」とし、気持ちが揺れていたと述べた。 しかし浅田はこれを１カ月の猶予期間を考え、「練習期間が少し増えたので積み重ねができた」と話した。



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