釜山（プサン）貯蓄銀行以外の他の銀行でも営業停止直前に不法な預金引き出しがあった疑惑が大きくなっている。

金融監督院は２月に営業停止処分を受けた釜山系列の他の貯蓄銀行４行と宝海（ポヘ）貯蓄銀行に対し、不法引き出しを見つけるため２６日に特別点検班を投じた。シン・ウンホ検査担当副院長補と職員６人が釜山・釜山中央・釜山２・大田（テジョン）・全州（チョンジュ）の釜山系列会社に急派された。金融監督院は「不法引き出しを集中的に点検する」と明らかにした。木浦（モクポ）にある宝海貯蓄銀行にも検査スタッフ８人が派遣された。

最高検察庁中央捜査部はこの日、釜山など７つの貯蓄銀行を対象に捜査に着手した。釜山貯蓄銀行職員１０人と金融監督院局長・課長などを召喚調査した。検察はまた、今回の事件が広がった２月１６日の預金取り引き者名簿と引き出し金額などの資料を金融当局から受け取り具体的な経緯把握に入った。


検察は役員・職員の親族とＶＩＰ顧客の預金引き出しが釜山だけではない可能性が大きいとみている。検察によると、当日の営業終了時間後、７つの貯蓄銀行すべてで預金が引き出された。３５８８件、総額１０７７億ウォンに上る。検察は貯蓄銀行職員や金融当局関係者が預金者に個別に連絡して預金をあらかじめ引き出しできるようにした状況を捕らえた状態だ。





貯蓄銀行の営業停止直前、ＶＩＰ不法引き出し…被害者憤怒（２）

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