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初めてのトレーニングを終えたキム・ヨナの姿から緊張感は見られなかった。完ぺきな練習で一層自信を得た。キム・ヨナはにこりと笑い、「満足だった。ジャンプとステップ、スピンすべて本来の姿に戻った。私だけの『ジゼル』を見せたい。競技の時はさらに感情移入がうまくいきそうだ」とした。以下は一問一答。
――久しぶりの大会を控えてトレーニングをした。所感は。
「2007年(グランプリシリーズ大会)にこの競技場で競技したがとても以前のことで氷の質などを心配した。初めてのトレーニングの序盤約10~20分は緊張した。氷の質がこれまで滑ったリンクとは違い柔らかかった。しかし、すぐにジャンプとステップ、スピンすべて本来の姿に戻った。ショートプログラムを完ぺきに終え満足な練習になった」
――他の選手よりはるかに早くモスクワに到着したが。
「時差への適応もあり競技前のメインリンクでのトレーニング配分時間が多くなかった。公式スケジュールにあるメインリンクでのトレーニング時間を逃さないよう早く入った。メインリンクでトレーニングした感じをよく記憶しておきたい」
――ショートプログラムはどうなのか。
「『ジゼル』をやると公開した時、多くの人がどのようなプログラムなのか期待した。衣装や振りつけ、音楽編集のような部分で緊張した。しかし完ぺきにこなし、競技の時になれば感情移入をもっと上手くできなるのではないかと思う」
――「ジゼル」にキム・ヨナの意見も多く入れられたか。
「いいえ。振りつけを作る時はデビッド・ウィルソンのアイデアが入る。私は作られた振りつけをうまく表現することに重点を置く」
――他の選手たちの「ジゼル」も見たか。
「振り付け師のデビッド・ウィルソンコーチが良いバレー『ジゼル』のDVDをくれた。私のプログラムに入る部分を集中的に見た。他の選手たちの『ジゼル』も見た。私はまた別の『ジゼル』を作りたい。差別化された『ジゼル』を作るために努力したがうまくいくかわからない(笑)」
――「ジゼル」で最も気に入った部分は。
「一部分ももれなくすべて気に入っている」
――ジャンプの採点基準が少し変わったが。
「気にしない。これまでやってきたことと違わない」
――ジャンプ中に最も気を使う部分は。
「なんといっても最初のジャンプだ。最初のトリプル-トリプルジャンプがうまくいけば負担もなくうまくできる。そのほか必ず跳ばなくてはならない他のジャンプも気を使う」
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