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京城と呼ばれていた1930年代のソウルの街や人々を当時の写真や動画で紹介する企画展「京城1930」が東部の清渓川(チョンゲチョン)文化館で開かれています。
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当時の動画は、韓国を統治していた朝鮮総督府の依頼で1934年に日本人が写した記録映画。小船が浮かぶ漢江(ハンガン)などが白黒で撮影されており、一般公開は初めてです。
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現在のソウルの動画も背景に入れたモニターもあり、違いが一目瞭然。昔の東大門前の通りでは大勢が乗り込もうとする路面電車が数台並ぶ横を乗用車がのどかに走っています。
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当時、京城駅と呼ばれた旧ソウル駅の駅舎では、駅で麺類を食べようとする親子連れの姿もばっちり。当時の人の息づかいも聞こえそうです。
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新世界百貨店の前身にあたる当時の三越百貨店は大きな模型でも再現されています。企画展は6月26日まで。清渓川文化館は月曜が休館です。
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