合弁会社の長安ＰＳＡは高級車市場を狙った「長安シトロエンＤＳ５」を出した。 中国で昨年から旋風を起こしているＳＵＶでは、中国広汽が独自のプラットホームを導入したＳＵＶを公開し、合弁会社である東風日産の「ムラーノ」も発表された。　

中国は０９年以降、世界最大の自動車生産国であると同時に世界最大の販売市場になっている。 国際自動車工業連合会（ＯＩＣＡ）基準で昨年１８２６万台を生産した。 ２位の日本（９６２万台）と３位の米国（７７６万台）の生産台数を合せた数より多い。 中国は０９年、１３７９万台を生産し、最大自動車生産国になった。 中国産と輸入車を合わせた内需市場も同じだ。 昨年１８０６万台（中国政府網基準）が売れ、０９年（１３６４万台）に続き２年連続で最大販売市場になった。

現代車の中国合弁法人である北京現代車のノ・ジェマン社長はインタビューで、「現代車グループの今年の世界販売目標６６３万台の１８％が中国市場で生じる見込み」とし「今後の自動車市場は中国でトップになる企業が世界でトップになるだろう」と話した。 また「現代車は昨年、中国で７０万台を売って販売順位４位になり、今年も販売台数が７５万台で４位を維持する見通し」とし「中国自動車販売台数は乗用車基準で２０１６年に２０００万台、２０２０年に３０００万台に拡大するだろう」と予想した。


中国事業の展望についても楽観した。 ノ社長は「現在１・２工場の生産台数は各３０万台だが、来年第３工場が完工すれば１００万台の量産体制が整う」とし「中国市場は競争が激しく、中国現地企業の追撃もあるが、現代車の中国での地位は上がり続けるだろう」と語った。



上海モーターショー：起亜車が「Ｋ２」公開（１）

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