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19日に中国上海モーターショーが始まった。 浦東新国際博覧センター(SNIEC)でだ。 28日まで開催されるモーターショーにはグローバル自動車企業が総出動した。 20カ国・1500社の自動車・部品企業が参加した。 展示館13カ所など23万平方メートルの空間に計2000台の車が展示された。 世界最大規模だ。 上海モーターショーは世界自動車企業の新車発表場になっている。 主催側によると、モーターショーには多国籍企業と中国企業がそれぞれ19車種と56車種の計75車種の新車を発表した。
まず多国籍企業の独自の新車が大きな関心を受けている。 フォルクスワーゲンは「ビートル」の第3世代モデルを、 アウディはプレミアムコンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)のニューアウディ「Q3」を発表した。
GMはシボレーの次世代中型車「マリブ(Malibu)」を世界で初めて公開した。 マリブは高効率・高性能の4気筒エコテック(Ecoteec)エンジンと次世代6段自動変速機を搭載した中型車で、中国高価市場を狙う。
起亜(キア)自動車は中国戦略車として準備してきた新概念プレミアム中小型セダン「K2」を初めて公開した。 起亜車が今年下半期に中国市場に出すために開発したK2は、同級競合車種に比べて商品性と動力、躍動性、デザインが長所に挙げられる。 年間10万台の販売が起亜車の目標だ。
モーターショーでは特に中国現地の合弁会社の新車とSUV部門の新車が目立った。 広汽ホンダが「S1」を出したほか、上海GM五菱は「Baojun630」、東風日産は「ヴェヌーシア(啓辰)」コンセプトカーなどを公開した。 これらの車は市場飽和状態の大都市より中小都市を攻略するのに適した1.6リットル級以下が主流となっている。
写真=起亜車が19日、中国上海新国際博覧センターで開催された「2011上海モーターショー」で小型プレミアムセダン「K2」を初めて公開した。
上海モーターショー:起亜車が「K2」公開(2)
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